大和スペシャリストレポート

第225回日本経済予測
2025年5月22日(木)に「第225回日本経済予測」を公表しました。今回は、第2章「日本経済のメインシナリオ」の内容を中心にご説明いたします。

25年1-3月期の実質GDP(1次速報値)は前期比▲0.2%、年率換算すると▲0.7%と、4四半期ぶりのマイナス成長となりました。主因は純輸出の減少でした。
民需は増加しましたが、個人消費には食料品の価格高騰の影響が表れており、消費の回復ペースが一段と減速するなど動きが鈍かったです。

先行きは、所得環境の改善や政府の経済対策、インバウンド需要の増加などが日本経済を下支えしたり、押し上げたりするとみています。ただし、「トランプ関税」の動向や、それが国内外の経済活動に及ぼす影響には引き続き警戒が必要です。
今後の日本経済は果たしてどうなるのでしょうか。
今回は日本経済のメインシナリオに加え、2040年度にかけての日本経済の姿についてもお話ししていきたいと思います。

出演者

2025年6月2日
出演者等の見解は収録日時点のものであって、今後予告なく変更されることもあります。